コスモス(秋桜)について
コスモスはキク科コスモス属の総称、もしくはコスモス属の「大春車菊(オオハルシャギク)」の事を指します。
メキシコの高原地帯が原産で、日本には明治20年ごろに渡来したといわれます。
鑑賞目的により観光地などでも多く栽培されます。
開花期
コスモスと言えば、一般的に秋の花と認識されますが、大春車菊などの遅咲き系でも7月くらいからちらほらと咲き出し、さらにチョコレートコスモスなどの早咲き系は5月ごろから咲き出します。
主な種類
- 大春車菊
- 一般的にコスモスと言われる花がこの品種にあたります。とても背が高く、10月から11月に満開はとても優雅に咲き誇ります。
マーガレットなどのキク科の植物に多くみられる、切れ込みが深い細い葉が特徴。 - 黄花コスモス
- やや早咲きで6月ころからコスモスによく似た形の一重咲き、もしくは八重咲きの黄色やオレンジの花を咲かせます。大春車菊に比べて繁殖力が強く、一部野生化しているようです。
なお原産地はメキシコで、日本への渡来時期は大正時代初期との事。 - チョコレートコスモス
- 大正時代に日本に渡来した、黒い花を咲かせるコスモス。
こちらは春〜秋まで咲く種類と、秋のみに咲く種類に分かれます
名前の由来
- Cosmos
- ギリシャ語で「Kosmos、Cosmos」には「秩序」「飾り」「美しい」などの意味があります。このことから、星がきれいにそろう宇宙のことを「Cosmos」呼ぶようになりました。
そこから、花がきれいにそろう事から「コスモス」と呼ばれるようになったと言われます。 - 和名「秋桜」
- 花弁の形が桜と似ており、秋に花が盛大に咲くことから