ススキとオギとヨシ(アシ)の見分け方
薄(ススキ)とオギ(荻)、ヨシ(葦)はすべて秋になるイネ科の植物で、とてもよく似ていますが、キチンとポイントを押さえれば見分けることができます。
判別ポイント
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穂の先端
ススキとオギは、穂の形から葉の特徴や育成環境などがとてもよく似ていますが、穂の先端に細い毛である「ノギ」があるか無いかで確実に見分けられます。
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葉の中央に白い筋があるか、無いか
ススキとオギはどちらも葉の中央部に筋が入りますが、ヨシの葉は模様がありません。。
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株になるかならないか
ススキは株になるため一か所に集中して生育しますが、ヨシやアシは株にならず、ある程度の間隔を開けて広がって生育します。。
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水分が多い場所か少ない場所か
ヨシ<<オギ<<ススキの順で水分の多い土壌を好みます。
ススキは乾いた場所を比較的好みますが、ヨシは河川など特に水分が多い場所を好みます。
特徴表 開花準
穂の特徴 | 穂の特徴 | 葉の特徴 | 生育環境 |
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ススキ詳細を見る | 穂の先端にノギ(細い毛のようなもの)がある | 葉の中央に白い筋がある | 株になり、一か所に集中して生育する。 |
オギ詳細を見る | 穂の先端にノギ(細い毛のようなもの)が無い | 葉の中央に白い筋がある | ススキに比べると水分が多い場所になる。ススキのように株にならず、まばらに間隔を開けて生育する。 |
ヨシ(アシ)詳細を見る | 毛もノギもない | 葉の中央に白い筋が無い | 河川など水辺や水分が多い場所で生育する。ここは干拓地の水路。常に水分がある場所ではなくても見られる。 しかし、比較的小型になる。よってオギとの見分けは葉の筋を確認するのが確実。 |