カキツバタ(杜若)について

カキツバタ(杜若)

「準絶滅危惧種」とされています。
花言葉:幸運がくる、幸せはあなたのもの、幸運、雄弁、贈り物、音信
誕生花:4月29日 5月13日
原産地:日本
生育地:池や沼などの水辺
学名:Iris laevigata
英名:Rabbitear Iris、Shallow-flowered Iris
和名:カキツバタ(杜若、燕子花)
別名:カオバナ、カオヨバナ(貌好花)、フデバナ(筆花)、カキツ
目名:キジカクシ目
科名:アヤメ科
属名:アヤメ属
草丈:30cm~90cm
開花期:5月~6月
植え替え:6月
毒性:有り
無料・フリー素材として提供しています。
関連カテゴリ:
咲く季節 > 春に咲く
五十音順 > か行 >
花の色 > 青・紫

詳細

カキツバタは日本原産アヤメ科の池などの水辺や湿地に群生する植物で、5月から6月にかけてアヤメ科特有の紫色の大きな花を咲かせます。ハナショウブ同様に江戸時代から多くの品種がありましたが、江戸時代後半に広く普及した花菖蒲に陰に隠れてしまいあまり注目されませんでした。
近年では非常に数が減少しており、環境省では絶滅危惧II類に指定されています。(2014年5月現在)

なおアヤメなどの似ている花との違いですが、
・イチハツは乾いた土に咲き、花弁の中央に網目模様とトサカがある
・アヤメは乾いた土に咲き花びらの中央に網目模様がある
・ハナショウブは水辺ではなく湿地に咲き、6月から開花する為わずかに違う、カキツバタに比べて花びらが大きく豪華
などの点を注意してみれば見分けられます。

花のようす

花の根元は白く、アヤメのような網目模様は入らないのが特徴。
花菖蒲に比べ花は細くシックな形。

葉のようす

葉は根本は太く葉先が細い剣状。
この点はほかのアヤメ科の花も多く共通しています。

全体のようす

このように水が沢山ある処に咲きます。この写真はビオトープで撮影したもので、私はまだ野生のカキツバタは見たことがありません。


この花と同系統・近い花


ダッチアイリス

見分け方
花の中央が黄色で乾地に咲く
4月に咲く

ジャーマンアイリス

見分け方
花の中央に突起があり、乾地に咲く
4月に咲く

イチハツ(一初)

見分け方
花の中央に網目とトサカがあり、乾地に咲く

アヤメ

見分け方
花の中央に網目があり、乾地に咲く

ハナショウブ(花菖蒲)

見分け方
水辺ではなく湿地に咲く
花びらの中央は黄色い


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